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宇宙開発のイメージ

燃焼室

  • よみがな: ねんしょうしつ
  • 英語名: Combustion Chamber

燃焼室の概要

燃焼室とは、燃料と酸化剤を混合・燃焼させ、高温高圧のガスを発生させるロケットエンジンの主要部である。


燃焼室の詳細

燃焼室は、推進剤(燃料+酸化剤)を化学反応により燃焼させることで膨張したガスを生成する場所です。
このガスはノズルに導かれ、加速されて噴射されることで推力が生まれます。
いわば、ロケットエンジンの心臓部であると言えます。

燃焼室は高温・高圧・高流速という過酷な環境にさらされるため、それに耐えられるようにする必要があります。
そのため、耐熱合金や冷却構造(再生冷却など)が用いられます。

燃焼室の設計においては、燃焼効率を高めるために様々な工夫がなされています。
燃焼の安定性はエンジン全体の性能や安全性に直結するため、多くの試験と改良が重ねられています。


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