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宇宙開発のイメージ

JAXA(宇宙航空研究開発機構) とは?

  • よみがな: じゃくさ(うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう)
  • 英語名: Japan Aerospace Exploration Agency

概要

JAXA(宇宙航空研究開発機構)とは、日本の宇宙開発を担う国立研究開発法人であり、科学探査から有人宇宙活動まで幅広い分野を担当している。


詳細

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、日本の宇宙開発を担う国立研究開発法人です。 科学探査から有人宇宙活動に至るまで、幅広い分野で活動しています。

JAXAは2003年に設立されました。
それまでは宇宙領域に関しては、宇宙開発事業団(NASDA)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙科学研究所(ISAS)の3組織が別々で活動していました。
1970年に日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられて以来、宇宙開発はそれぞれの組織において継続的に行われてきました。
それらが統合して設立されたのがJAXAです。
JAXAはそれまでの宇宙開発の流れを受け継ぎ、科学技術の発展と社会への貢献を目的に活動しています。

JAXAの役割は、宇宙科学、地球観測、衛星開発、有人宇宙活動、国際協力など多岐にわたります。
実際に、月探査機「かぐや」や「SLIM」、小惑星探査機「はやぶさ」シリーズ、国際宇宙ステーションへの物資補給機「こうのとり」など、
JAXAによって行われてきたミッションやそれによって得られてきた成果は世界的にも高い評価を受けています。
また、地球観測衛星「だいち」や「しきさい」などを通じた環境監視や災害対応によって、社会に多大な貢献しています。

現在でもその流れは途絶えておらず、宇宙教育や産業支援などといった幅広い領域に活躍の場があります。
NASAやESAとの連携も活発であり、国際プロジェクトへの参加も多数行っています。
JAXAは、将来の月面基地建設や火星探査などにも関与する予定であり、今後も日本の宇宙開発を担う中心的存在であり続けるでしょう。


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