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宇宙開発のイメージ

糸川英夫博士 とは?

  • よみがな: いとかわひでおはかせ
  • 英語名: Hideo Itokawa

概要

糸川英夫博士とは、日本の宇宙開発の先駆者であり、ペンシルロケットの開発を通じて日本の宇宙技術の礎を築いた人物である。


詳細

糸川英夫博士は、日本の航空工学者・宇宙技術者であり、戦後の日本における宇宙開発の草創期を支えた中心人物です。
東京大学で航空工学を教えながら、1955年に日本初のロケット「ペンシルロケット」の開発を成功させました。

このロケットは、全長23cmという小型ながら、宇宙技術の基礎実験として重要な役割を果たしました。
糸川博士の研究は、後のラムダロケットやM-Vロケットの開発につながり、日本の宇宙技術の発展に大きく貢献しました。

また、彼は宇宙開発だけでなく、音楽、心理学、哲学など多方面に関心を持ち、独自の思想を展開したことで知られています。
その功績を称え、小惑星「糸川(Itokawa)」には彼の名前が冠されており、JAXAの探査機「はやぶさ」がこの小惑星を訪れました。

糸川博士は、日本の宇宙開発の原点を築いた人物として、今なお多くの技術者や研究者に影響を与え続けています。


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